周りを見渡すとネガティブ要素がてんこ盛り

週明けの日経平均株価は1万9,908.58円・-104.68円といきなり大きく値を落としてしまいました。IT関連株で利益確定の売り注文が殺到した為、苦しい展開となったようです。

ただドル円の動きにそこまで大きな変化はなく、110円前半でのもみ合いとなっています。ただ株価が下がったことを受けてリスク回避が強まった場面はあったものの、レンジは狭く大激変というほどではありませんでした。

明日・明後日に控えているのは、FOMCです。様子見ムードも相まってのことでしょう。 ユーロもそこまで大きく動くことなく、比較的落ち着いています。

イギリスの政治はちょっとどうなるかは分かりませんが、フランスの政治に関しては安心感が漂っています。フランス政治の安心感により、ユーロも安定出来たという訳です。

しかし周りを見渡すとネガティブ要素がてんこ盛りで、何をどう見積もってもポジティブ要素は見当たりません。でも今回は敢えて(無理矢理)ポジティブな方向に、考えてみたいと思います。

まずはドル円です。これまではズルズルと下がりまくっていましたが、やっと落ち着いた感があります。これまで不安でしか無かったイギリスの総選挙が終わったことによる、安心感が広がったのでしょう。

選挙の結果は別として。 そしてアメリカのコミー前FBI長官の証言です。ロシアの疑惑の謎が益々深まり、闇でしかありません。ただ闇は相変わらず残っているものの、絶対的な闇に関しては有耶無耶なままです。

しかし有耶無耶になっているにも関わらず、市場は恐ろしいほどの冷静さを見せています。

続、コミー前FBI長官は公聴会

コミー前FBI長官は公聴会にて、「大統領は捜査についてやり過ごしてほしい」と証言しました。この証言に対してブチ切れたのが、トランプ大統領本人。

「そんなことは一言も言っていない!」と断言し、コミー前FBI長官を告訴するとのこと。問題が収まる気配はありません。 大統領の反撃に対して、果たして市場はどういう反応を示すのでしょうか?

また本当に裁判沙汰にまでなったら、ドル円もただでは済まされません。今は本当に難しいですね。 「なんでこの人を大統領に選んだの!?」と、今更言っても仕方ありませんが、そう叫ばずにはいられない状況です。

果たしてロシアゲートの問題に終わりが来るのかどうか、今後の市場を読み解く上で重要な鍵になるのは間違いないでしょう。

コミー前FBI長官公聴会

コミー前FBI長官は公聴会に出席。トランプ大統領とロシアとの関係で辞任した元側近について、「この件はほっておいてほしい」と言われた主張しました。

コミー前FBI長官は「大統領からの指示」と受け止め、捜査中止となったとのこと。またFBI長官の座についても、長官を続ける代わりに何かを得ようとしていたと証言しました。

また大統領が捜査を妨害していたかどうかについては、言葉を濁した形となりました。 闇過ぎます。てかここまで闇が漂っていると、逆に清々しさを感じます。

投資家達も闇を感じたのか、ドル円は110円を切ってしまいました。さてコミー前FBI長官の発言について、トランプ大統領はどのような反応を見せるのか?ツイッターを要チェックです!

108円も視野に

欧州時間になってもドル円の下がりは止まりません。ドル円は109.5円まで落ち込んでしまい、今は下値を探っている状態と言えます。

6月になってからというもの、円買い状態が続いています。 理由としてあげられるのが、イギリスの総選挙です。支持率は野党が与党である保守党を追い上げており、どうなるか全く分からない状態です。今のところはまだ与党がリードしているものの、野党の逆転も十分にありえます。

またEU離脱問題に加えて、テロ事件も立て続けに起きています。テロ事件が収まる気配は無く、今後日本にも起きてしまう恐れがあります。

さてNY時間と行きたいところですが、NY時間も膠着状態が続きそうですね。何か偉い人の発言が出れば話は変わるとは思いますが、仮にあったとしても余程のサプライズが無い限りは厳しいのかと思いきや、ドル円もドル売りが強く出てきました。

またリスク回避の円買いも強まり、ドル円は一時109円前半まで落ち込んでしまいました。発表された4月米求人件数の結果はポジティブな内容だったものの、為替を押し上げる材料にはならず…。相も変わらず厳しい状況にいます。

ただ近々イギリス総選挙・コミー前FBI長官の議会証言が控えているので、手を出したくても出せない状態です。この状況で下がることはあっても、上がるというのはないでしょう。選挙結果・証言内容にもよりますが、悪い方へ考えてしまうのは私だけでしょうか?

ポイントとなるのは、108円台まで下がるのかどうか?非常に難しい時期ではありますが、現状を見る限りは108円も視野に入れた方が良いかもしれません。

テロそしてポンド

ロンドンブリッジで週末、非常に恐ろしいテロが起きてしまい、再び大勢の方が犠牲になってしまいました。ロンドンは個人的にも思い入れのある場所なので、言葉がないです。

そして翌日、テロと戦う強い意志を持つ者がマンチェスターへと集いました。彼らは武器は持ちません。銃も剣も持たない。音楽というどの銃よりも・どの剣よりも強い武器を持って戦いました。

彼らの中心にいたのは、アリアナ・グランデ。彼女もテロ事件に巻き込まれてしまった1人です。 再び表ステージに立つことは、恐怖以外の何者でもありません。下手をすれば殺されてしまう恐れもあります。でも彼女は戦い、見事に勝利しました。文字通り「命をかけた」ステージをやりきったのです。

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の方はというと、先週末に発表となった雇用統計はイマイチで、ドル円は110円前半まで値を下げてしまいました。またロンドンで起きてしまったテロ事件も相まって、リスク回避の動きが活発に…。その為ドル円は110.2円まで下がり、上値重い展開となりました。

でもリスク回避の動きはそこまで長引かず、直ぐに110円半ばまで戻りました。テロ事件の容疑者が早く捕まったことによる安心感によるものだったのでしょうか。

さて気になるポンドの動きですが、ロンドンブリッジでのテロ直後は大きく値を下げました。でも東京時間午後に入るとテロ事件前までとはいかないまでも、少しずつ回復に向かっています。ロンドンブリッジは、観光客が多い所。そんな所で関係のない人を巻き込ものは、絶対に許しません!

時が過ぎるのはなんとやら

気がつけば5月ももう終わり。時が過ぎるのはなんとやら。しかし…暑いです(物理的に)しかし暑い時期になったにも関わらず、市場は以前と重いです。

31日の日経平均株価は1万9,650.57円で前日から27.28円のマイナスとなってしまいました。 ドル円も111円前半あたりを行ったり来たりの展開。午前はドル買い優勢となったものの、いまいち勢いに欠けます。

足を引っ張ってしまっているのが、アメリカの政治不安です。ロシアゲート疑惑は未だ晴れず、投資家は警戒感を強めています。 でも政治不安で下手すれば弾劾もありますが、下値は限定的。6月アメリカ利上げ確率が90%を超えているのが、大きな要因かと思われます。

続いてロンドン市場。東京時間にイギリス世論調査において、保守党が過半数を割り込む確率が高くなりました。お陰でポンド売りが強くなり、ロンドン時間になると更に強さが増してきました。

ポンド円は一時141.5円を割り込む展開に…。でも142.4円まで何とか値を戻したものの、イギリス政治不安が完全に消えたわけではありません。今日は欧州の経済指標が色々発表されましたが、まちまちの結果に。良くもなく悪くもなくと言った所でしょうか。

市場も政治も未だに脱出口が見えないヨーロッパ政治。アメリカ政治も色々あるし、日本の政治も色々と。ただ日本の政治は、また何処かの学校がターゲットになっているようですが。確かに大事なニュースかもしれませんが、他にも伝えるべき事はあるだろうとツッコミを入れたくなる今日此の頃です。

今はちょっと辛抱の時が続きますが、何とか踏ん張りましょう。

材料が全く無いと思いきや

このところ、日経平均株価の動きは冴えません。FBIコミー前長官の議会証言が控えている事、ギリシャ支援問題の先行き不透明等、リスクは山積みです。

その最中に株価を上げろというのは流石に無理があります。しかし本当に、海外の政治不安だけが原因でしょうか。 なぜここまで株が上がらないのかは、今正に原因を探っている最中です。そもそも株が上がらない原因が分かれば、苦労は無いと言うものです。

ただ確実に言える事は、上がる為の材料が全く無いのが正直な所でしょう。 景気は良くなってきているとはいえ、残念ながら形になっていません。形がハッキリと出ていれば株価も上がる筈ですが、形がうやむやな状態になっていては手の出しようもないのです。

公明党の山口代表はインタビューにて、興味深い発言を行いました。この発言は円高方向に向かっていた市場にブレーキをかけたので、見過ごすわけには行かないでしょう。

では山口代表はインタビューでどういうことを述べたのか、ずばり日銀総裁人事についてです。 山口代表はインタビューにて、政府と歩調が合わないことは困るとした上で、「基本的にはアベノミクスを良い方向へ導いていく事が指名」と述べました。

また黒田総裁の手腕についても評価したものの、次の日銀総裁については口を濁した形となりました。 黒田総裁はこれまで、思い切った金融政策を行い経済を動かしてきました。

あまりにも思いっきり過ぎたので、「黒田砲」とまで呼ばれるほどです。次はどんな人になるのか分かりませんが、静かに様子を見守る事にしましょう。

形あるものはいつかは壊れる。んでしょうね

正直な所「またか」という感想しかございません。でも呆れていても下手すれば生死に関わるかもしれないので、傍観者でいる訳にはいきません。

北朝鮮がまたミサイルを発射しました。 北朝鮮がまたミサイルを発射した理由は色々考えられますが、おそらくG7に対しての抗議ではないかと思われます。

何かあったら、直接物を申せば良いものを…。ミサイル飛ばしてるから、自分達の立場が危うくなっているってのを気づかないんでしょうか?

お陰でドル円は先週末終値111.3円から111.1円後半まで落ち込んでしまいました。でも反応は限定的で、すぐに値を戻しました。

下値がしっかりしていたので、安定感もありました。ただ安定感があったというよりは、市場参加者が少なかっただけというのもありますけど…。

そしてこちらではアメリカの格付け会社・ムーディーズで、中国の長期国債格付けがA1に引き下げられました。

ランクが下がったことで特に何も起きてはいないものの、ちょっと注意はした方が良いかもしれません。 一部のエコノミストの間では、中国は日本と同じように大不景気になるかもしれないという噂が流れています。

状況はバブル期の日本とほぼ同じで、このまま進むと中国経済は混乱するのではとのこと。 どうなるかまでは正直分かりませんが、「中国の未来は安心」と思わない方が良いのは明らかです。

変に不安を煽るつもりはありませんが、形あるものはいつかは壊れるのです。今は大丈夫だとしても、1年後・2年後にはどうなっているかは分かりません。広い目を持つことも時には重要ということです。

怪しい空気漂うアメリカ政治

トランプ政権に、怪しい空気が漂っています。お蔭でアメリカ政治の警戒感は、最高レベルに達しているように思えます。 ウォーターゲートならぬ、ロシアゲート。

FBIのコミー前長官の解任から始まった一連の騒動。当然市場は荒れてしまいましたが、この解任劇が始まりだったとは誰が予想していたのでしょうか。

そして今は、ロシア政府がアメリカ大統領選挙を操作していたのではないかという疑惑。もし本当に大統領選挙を操作していたのならば、「大変」では済まされません。

しかし当のアメリカは、ものすごい冷静。むしろ、「トランプならやりかねない」と笑って見ているように感じます。 報道合戦に終わりはなく、変な噂は次から次へと出て来てます。さあどうなるか?

そんな中発表されたアメリカのGDP。前回が0.7%に対して、予想は0.9%と若干改善されるのではと見られていました。でも結果は1.2%と大幅に上昇。アメリカ経済の底固さを示す数値となりました。

GDPの結果を受けて、ドル円は111.0円から111.3円まで上昇しました。しかしGDPの結果だけを見ると、もう少し上がっても良い筈です。112円台は厳しいとは思いますが、111円後半はいってもいいでしょう。

ネックになっているのは、原油価格です。48.7$から48.3$まで大きく下がってしまい、上値を抑えつけた形となりました。またNYダウの動きも、良いとは言えない状況。何とも言えませんが、プラスの材料が無い限りは良くても前日比ギリギリ超えでしょう。