10日からの経済指標

米雇用統計が発表されました。非農業部門雇用者数は17万人と予想されていたものの、結果は8.9万人とまさかの苦戦でした。でも失業率は4.5%、平均時給も+2.7%とそこまでネガティブな内容という訳ではありません。

またシリア攻撃にしても嫌な空気は未だに流れてはいるものの、経済に悪影響を及ぼしているというのもありません。今後どうなるかは分かりませんが…。

だからドル円は一時110.1円まで落ち込んでしまったものの、直ぐに買い戻しが入り111円台を回復。110円割れになるかとも冷や冷やする場面もありましたが、何とか踏ん張っている状態です。来週も果たして踏ん張れるかどうかが、鍵となりそうですね。ネガティブな要素しか見えませんが、何とかかんとか…。

桜の花も咲き、いよいよ春本番!だけど市場には嵐の予感がぷんぷん…。先週は何かと忙しかったものの、今週は少し落ち着き感はあるかも?ただ今週も、チェックすべき経済指標はありますよ。

まず11日にはイギリスの3月消費者物価指数と、小売物価指数の発表が控えています。また12日にはイギリスの失業率が予定されています。今週初めはイギリスに、何か動きがありそうですね。そして13日には中国の貿易収支。アメリカと色々複雑なことがあるので、結果次第によっては大きく動くかもしれません。

14日には3月のアメリカ消費者物価指数と小売売上高の発表があります。他にも見ておくべき指標はありますが、中でも14日の消費者物価指数には注目!結果次第によっては利上げペースに変化が出てくるかも?ですよ。

またまた北朝鮮が。。。

朝に入ってきたちょっと嫌なニュース。正直「またか」と思ってしまったのは、言うまでもありません。北朝鮮による弾道ミサイルの恐れがある飛翔体発射のニュースを受けて、東京時間は円買いが進んでしまいました。

ただニュースが入る前、ドル円は111円直前まで上昇。日経平均株価の動きが堅調だったこと、米債利回りが上がってきたことによりドルの買い戻しが強まりました。

その中で入って来たのが、北朝鮮のニュース。あるマスコミは米中首脳会談をけん制した動きだと報じてますが、どうなんでしょうか?個人的には追い詰められているのかなと思うのですが、何とも言えないですね。ただ北朝鮮がミサイルをがんがん打ちまくっていても、国そのものがどうにかなる訳じゃないということだけは確かです。

欧州時間に入っても、正直ほとんど動かないだろうなと思っていました。特に大きなイベントも無く、あるのは一般的な物ばかり。でも忘れてました。一般的な指標であっても、結果次第によっては大きく動くことも…。

イギリスの非製造業PMIが発表されました。前回2月が53.8に対して、予想は53.4・でも結果は55.0と予想をはるかに上回る数字に。これが大きなサプライズとなり、ポンド円は137.6円から一時138.5円まで急上昇!本当に、何が起こるかは分かりません。

一方ドル円は当初の予想通りの展開。一時110.9円まで上昇した場面はあったものの、111円台へは一歩及ばず。NY時間まではお預けですかね?でもNY時間でも動くかどうか…。

短観発表

日銀は3月企業短期経済観測調査(短観)を発表しました。大企業の製造業業況判断指数(DI)は昨年の調査から2ポイント改善のプラス12。非製造業も改善が見られ、プラス20となりました。

業種別にみると、円安効果なのか自動車・電気機械は大幅に改善。また非製造業は訪日外国人の増加により、宿泊飲食業が8ポイントの改善となりました。更に個人消費もやや持ち直しており、ポジティブな形となりました。

しかし素直に喜べるような結果ではなく、先行きに関しては製造業も非製造業も悪化しています。これが株価にも影響が出たようですが、日経終値は1万8,983.23円と前営業日より少し改善。ドル円も朝方には111.1円まで落ち込んでいましたが、東京終了時には111.5円まで上昇しました。

欧州時間になると、欧州通貨が少々苦戦気味。きっかけとなったのが、PMIの発表でした。

ユーロのPMI(製造業購買担当者景気指数)は、予想通りの56.2と良くも無く悪くも無い数字。ドイツも予想通りの数字となりましたが、フランスは53.3と予想の53.4よりも落ち込んでしまいました。またイギリスのPMIも、予想55.0に対して54.2と大苦戦。しかも欧州株が売りに押されていることもあり、ポンド円は139円後半から139円丁度まで下がってしまいました。ちなみにユーロ円も119円台から118.6円まで下落。

だけど、悪いニュースばかりという訳ではありません。ユーロ圏の失業率は9.5%と低下し、約8年ぶりの低水準となりました。悪い事があれば、必ず後には良い事が起こるものですね。

3日からの市場予想

ついに来ました4月。近所の公園にある桜は少し咲いています。満開まであと一押し。それでも動くのは経済。寧ろ明日からが本番?

4月第一週の市場を動かしそうな材料は、やはり利上げペースでしょう。医療法案撤回によりトランプ政権が揺らいでいる今、利上げがどうなるのかは注目の的になるかもしれません。またイギリスEU離脱の正式通告により、ドル円はリスクオフの動きに…。この動きが後にどう影響するのかも、ポジションを決める上での鍵になりそうです。

そしてもう1つ注目したいのが、経済指標です。3日からは利上げを左右するような大きな指標の発表が相次ぎ、もし良い結果がでればドル買いの動きが活発になるかも?

あくまでも予想なのでどうなるかまでは分かりませんが、参考になれば幸いです。

ドル円111円はあるのかどうか?

苦し過ぎる展開となった27日NY時間ですが、終盤には円売りが優勢。この流れを引き継ぎ28日東京時間序盤は、円売りの動きとなりました。

しかし円売り傾向は長続きせず、息切れ。材料があまりないのが痛いですね。111円を狙える位置にはついているものの、果たしてどうなるのか。米債利回りの動向とアメリカの政治の行方が勝負の鍵を握るかもしれません。良い方向へ行けば111円を突き抜け、悪い方向へ行くと110円切りも…。

この辺は駆け引きがものを言うといった所でしょうか。 さて欧州時間です。これといった材料が無いので、株価や米債利回りに左右されそうな予感。またドル円が111円突き抜けるかどうかも、要チェックです。

欧州時間になっても、ドル円は神経質な動きとなっています。111円を期待していたのですが、111円になる為の材料が無いのが痛いですね。 材料が無いから米債利回りの動きに、かなり敏感に反応している様子。

ただ頼みの債利回りも、少々足踏み状態。欧州時間序盤こそは10年利回りは2.38%後半と伸びたものの、2.37%まで下落しました。 またドル円も、110.5円~110.7円の間を行ったり来たりの展開となっています。

NY時間ではイエレン議長の講演が予定されているので、様子見になっているかもしれません。利上げペースについての言及があれば大きく動きそうですが、果たしてどんな内容が出て来るのか。更にはEU離脱についての行方も、要チェックです。

3回か4回か

今週のメインイベントは何と言っても、13日・14日のFOMCでしょう。 以前までは金利据え置きで特に何もないのではという見方が強かったものの、FRB関係者の発言で利上げの期待が上昇。そしてNYのダドリー連銀総裁、ブレイナード理事が利上げを示唆してほぼ決定的に。

更にはイエレン議長も3月利上げについて言及しており、市場では既に「3月利上げはある」と織り込まれている程です。 ただこのまま行くと3月利上げ実施は、何のサプライズにもならないのが正直な所。でもだからと言って、無視は出来ません。

注目したいのは「今年は何回、利上げが行われるのかどうか」です。 当初は年3回の利上げになるのではと見られていましたが、今回利上げとなると「年4回」になります。するとドル買いはかなり進むと思うので、その点には注意しておきたいものです。

移民を単に追い出すだけで良いのか?

トランプ大統領は「移民がアメリカ国民の仕事を奪っている」として、経済成長を行う上で弊害になっていると考えているようです。確かに雇用だけでなくテロ事件や治安も悪くなり、移民の受け入れに否定的になるのも分からない訳ではありません。

でも移民がいるからこそ成り立つ職業もあり、過度にやり過ぎると経済そのものに大きなダメージを与えかねません。またアメリカに溶け込んでアメリカのルールに従おうとしている移民に対して厳しい措置を行うのは、如何なものかと…。

もちろん何か悪いことを企んでいる人に対しては、それなりの対応が必要ですけどね。 移民問題は市場にも、暗い影を落としています。何もかも全て追い出すというのではなく、上手く調整すれば良いのですが果たして…。

先週の為替市場をプレイバック!一方、今週は?

大統領の演説でこんなに冷や汗が出たことは、一度も無かったような気がします。でも10年以上FXの世界に身を投じている方なら1回はあるかもしれませんが、新参者なので今回が初めての体験でした。

先週はトランプ大統領の議会演説の内容がどうなるのかについて、ピリピリしていたように感じます。内容によっては為替が大きく動くので、見過ごす訳にはいきません。でも内容そのものに新鮮味は無かったものの、大統領らしい振る舞いが好感されました。

更には良好な経済指標や要人達の利上げに対する前向きな発言も相まり、ドル円は114円を突破しました。 そして今焦点となるのが、3月利上げの行方です。ほぼ確実視されていますが、果たしてどうなることやら…。

さてさて、今週を占うとしますか!今週の市場を占う上で重要なポイントとなるのが、現地時間3日に行われたFRBイエレン議長の講演です。

注目されたのは、「3月利上げについてはあるかどうか」についてです。流石に直球に「3月の利上げはあるよ~」とまでは言っていなかったものの、今後も景気が上向きになれば今月の利上げは支持すると答えました。

またFRBフィッシャー副議長もNYでの講演にて、遠回しな言い方ではありますが3月利上げに関して前向きな発言をしています。トップの2人が利上げについて前向きになっているのは、市場を読み解く上では十分な材料になるでしょう。

ただ問題は経済指標です。過去に「利上げは確実」とされながらも、指標の結果が悪く流れたケースはあります。だから十分に気を付けて、為替の動向を見守って行きましょう。

日本の雇用統計発表!

日本の雇用統計が発表されました。有効求人倍率は前回1.43に対して、1.44と少し上がるのではと予想。しかし結果は1.43と予想を下回る形となりました。

失業率は前回3.1%に対して、3.0%と予想。結果は予想と同じく3.0%となったものの、前回よりも改善しました。 ただドル円の動きは微妙。寧ろあまり変わってないというか、下がってます。朝方にはドル円114.4円につけていたものの、お昼頃には114.1円にまで下落。

ただ週末毎度お馴染みのポジション調整によるもので、そこまで慌てることは無いと思います。またFRB要人の講演が控えているのも、大きいでしょう。 さて欧州時間です。気になるのは、フランス大統領選挙の行方。ゴタゴタとしてますが、何とか踏ん張っていきましょう。

一方気になるあちらフランス大統領選挙の方ですが、フランス大統領選の1回目の投票で、マクロン候補がルペン候補を制するとの調査結果が出ました。

おかげでユーロが買われ、ユーロ円は120.1円から120.8円にまで上昇しました。スキャンダルまみれの選挙ではありますが、どうやら本命が優勢のようです。

一方ドル円です。3月利上げはほぼ織り込み済みになったのか、114.2円から114.4円にまで上昇しました。ただ動きの幅はそこまで広くはなく、やはりイエレン議長やフィッシャー副議長の講演待ちとなりそうです。

講演では利上げについての内容になるとの見通しとなっており、新しい”材料”が飛び出ると勢いづくかもしれませんね。 さてNY時間です。先程にも述べましたが、講演についてでしょう。日本時間では深夜ど真ん中ですが、目をかっぴらいて見守りたいと思います。